2010年02月24日
波平大主道行口説
波平大主道行口説(松村統絃会発刊 野村流工工四 下巻46~47ページ)
辺土名親雲上作といわれ、1800年の尚温王冊封式典余興芸能として上演される予定に
なっていました。
組踊「忠臣身替の巻」(一名、八重瀬)中の忠臣の一人、波平大主が人ずてに同士の平安
名大主が主君玉村の按司の若按司を敵方の八重瀬の按司に引き渡したと聞いて、そのこと
が、真実か否かを確かめるために那覇南部から勝連の南風原まで、忍びで出かける道行の
部分を特出して、二才芸としてまとめ上げた迫力芸であります。
波平大主道行口説(宮城嗣幸顕彰公演より)
踊り/瀬底正憲 歌・三線/山城柳太郎 赤嶺登喜夫 宮城健 金城善徳
箏/上地尚子 笛/仲村昌成 胡弓/又吉真也 太鼓/喜舎場盛勝
1、さても移れば変わり行く 人の心ぞ浅ましや いざや最後の出て立ちに
2、有りし様が変え編笠に 深く面を隠してぞ 行けば程なく我謝安室
3、浜に千鳥の友呼ぶや 聞くにつけても哀れなり のぼりのぼりて中城
4、しばしやすらひ真南見れば 故郷の名残も有明の 月に思ひぞ勝るなり
5、東表を見渡せば 波にぬれ路の津堅島 降りて渡口の村過ぎて
6、和仁屋間潮路にわけ入れば 急ぎ歩でも歩まらぬ エイ
今ど勝連南風原に 急ぎ急いで忍で来る。
辺土名親雲上作といわれ、1800年の尚温王冊封式典余興芸能として上演される予定に
なっていました。
組踊「忠臣身替の巻」(一名、八重瀬)中の忠臣の一人、波平大主が人ずてに同士の平安
名大主が主君玉村の按司の若按司を敵方の八重瀬の按司に引き渡したと聞いて、そのこと
が、真実か否かを確かめるために那覇南部から勝連の南風原まで、忍びで出かける道行の
部分を特出して、二才芸としてまとめ上げた迫力芸であります。
波平大主道行口説(宮城嗣幸顕彰公演より)
踊り/瀬底正憲 歌・三線/山城柳太郎 赤嶺登喜夫 宮城健 金城善徳
箏/上地尚子 笛/仲村昌成 胡弓/又吉真也 太鼓/喜舎場盛勝
1、さても移れば変わり行く 人の心ぞ浅ましや いざや最後の出て立ちに
2、有りし様が変え編笠に 深く面を隠してぞ 行けば程なく我謝安室
3、浜に千鳥の友呼ぶや 聞くにつけても哀れなり のぼりのぼりて中城
4、しばしやすらひ真南見れば 故郷の名残も有明の 月に思ひぞ勝るなり
5、東表を見渡せば 波にぬれ路の津堅島 降りて渡口の村過ぎて
6、和仁屋間潮路にわけ入れば 急ぎ歩でも歩まらぬ エイ
今ど勝連南風原に 急ぎ急いで忍で来る。
Posted by 華氏 at 16:39│Comments(1)
│琉球舞踊
この記事へのコメント
動画有難うございます。
前々から「波平大主道行口説」は拝見したかったところです!
勇壮な踊りと唱えが素晴らしいですね(^O^)/
前々から「波平大主道行口説」は拝見したかったところです!
勇壮な踊りと唱えが素晴らしいですね(^O^)/
Posted by matakyo- at 2010年02月26日 23:40